闇バイト犯罪防止 「アドトラック」繁華街で走行へ 警察庁

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闇バイト犯罪防止 「アドトラック」繁華街で走行へ 警察庁

闇バイトに加担しないよう、注意

闇バイトに加担しないよう、注意

相次ぐ闇バイトによる犯罪を防止しようと、警察庁は荷台に広告を掲示する宣伝広告車「アドトラック」を繁華街で走行させ、闇バイトに加担しないよう、注意を呼びかけることになりました。


闇バイトによる犯罪はあとを絶たず、警察庁によりますと、去年10月からの4か月間に警察が闇バイトに応募した本人や家族を保護したケースは248件に上っています。


警察庁は、トラックの荷台に広告を掲示する「アドトラック」を東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県の繁華街で走行させ、注意を呼びかけることになり、27日、警察庁で公開しました。


「アドトラック」は大型のトラックで、荷台の側面に、「闇バイトは犯罪です」などという文言とともに、「あの時送った免許証のせいで…」とか「即日即金って言ったじゃないか…」などと具体的なケースを表現したイラストが描かれています。


また、走行中は「楽で簡単、高収入なバイトはありません。

報酬はもらえず、捨て駒として逮捕される現実が待っています」などと音声でも呼びかけます。


警察庁生活安全企画課の阿波拓洋 課長は「闇バイトは犯罪そのもので、指示役に使い捨てにされ、必ず逮捕されます。

闇バイトには、決して加担しない、関与しない、巻き込まれないようにして、何かあれば必ず警察に相談してほしい」と話していました。


「アドトラック」は28日から来月30日までの間、都内では渋谷や新宿などの繁華街を毎日、走行するということです。


配信元:NHK NEWS WEB

配信日:2025年2月27日


今回のこの報道に関して


警察庁が「アドトラック」を活用して闇バイト防止を呼びかける取り組みを開始したことは、直接的な注意喚起として大きな意味を持ちます。

特に、渋谷や新宿など若者が多く集まる繁華街での走行は、闇バイトの勧誘が行われやすい環境に対して効果的な警鐘を鳴らすことが期待されます。


闇バイトは、「楽で簡単」「即日即金」といった甘い誘い文句で求職者を引き込み、最終的には犯罪行為に巻き込む巧妙な手口が特徴です。

今回のアドトラックでは、「あの時送った免許証のせいで…」といった具体的なケースをビジュアル化し、リアルなリスクを伝えている点が印象的です。

音声による警告も含め、闇バイトがもたらす現実をより多くの人に意識させる効果が期待できます。


一方で、こうした広報活動に加え、より深い啓発や防止策の強化も必要です。

SNS上の違法求人の排除、若者や社会的に孤立した人々への支援、そして違法行為に巻き込まれた場合の相談窓口の周知など、多方面からの対策を継続的に進めることが求められます。


闇バイトの危険性をより多くの人に認識させるために、今回の取り組みが一つの契機となり、社会全体で犯罪抑止に向けた意識が高まることを期待します。

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