防犯対策を強化するよう呼びかけ
闇バイトによる強盗事件が全国で相次いでいることから、松山市で警察などが防犯対策について紹介するチラシを配りながら対策を強化するよう呼びかけました。
この呼びかけは全国で闇バイトによる強盗事件などが相次ぐ中、旅行や帰省で自宅を離れることも増える年末年始を前に防犯対策を強化してもらおうと行われ、警察や防犯協会の会員などあわせて17人が参加しました。
参加者は買い物客に窓を割れにくくする防犯フィルムや、人を感知して点灯するセンサーライトなどの活用を呼びかけるチラシを配りながら、「家を不在にする時は防犯に気をつけてください」などと声をかけていました。
また、防犯グッズも展示され、警察官が窓を開けた衝撃で大きな音がでるアラームや、スライド式の窓に取り付けることで外から侵入しにくくする「補助錠」などを実演しながら紹介していました。
説明を受けた80代の女性は、「最近は闇バイトなどで自宅にいても強盗などの凶悪事件の被害にあうことがあると聞いて怖いなと感じます」と話していたほか、別の80代の女性は「防犯フィルムを取り付けて対策したいと思いました」と話していました。
愛媛県警察本部生活安全企画課の酒井真由美課長補佐は「防犯グッズはホームセンターでも簡単に買えるので、外出する機会の多いこの時期にぜひ対策してほしい」と話していました。
配信日:2024年12月11日
今回のこの報道に関して
年末年始は、旅行や帰省で自宅を留守にする機会が増えるため、防犯意識を高める絶好のタイミングです。
窓や玄関などの侵入経路を物理的に強化する防犯グッズの活用は、手軽かつ効果的な対策といえます。
また、最近の闇バイトによる凶悪犯罪の報道を受け、在宅時の防犯意識も重要性を増しています。
今回のような取り組みが市民の防犯意識を向上させることにつながり、事件の抑止効果を発揮することを期待します。
一人一人が防犯意識を持ち、手軽にできる対策を日常生活に取り入れることで、安全な環境を作る一助となるでしょう。
年末年始を安心して過ごすためにも、今回の呼びかけをきっかけに防犯対策を検討してみてはいかがでしょうか。